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カテゴリ: 文5について
掲載日:2008/06/16

 第1の特徴は、地域団であるということです。 主な活動場所である竹早小学校、小石川植物園、文京スポーツセンターの近く、郵便番号ならば〒112の区域の子供達を団員としています。またボーイスカウトは非政治的、非営利的な無色の団体です。  第2の特徴は、団によっては寺社、教会など後援してくださる団体を持っているところもありますが、文京第5団は保護者の方々で構成する“育成会”が唯一の母体です。有難いことに地域団としての活動を評価され、ライオンズクラブの方々から継続して備品等の援助をいただけるようになりました。 しかしほとんどの運営費や活動費は、育成会の会費によってまかなわれています。自分の掛かる費用は自分で出すのが、この様な組織を長続きさせる原則です。ですから決して経済的には裕福ではありませんが、皆さんのつくる皆さんの団なのです。  第3の特徴は、ボーイスカウトは子供達だけの活動ではありません。また、単に、子供を預けておいて良い子にしてもらおうという団体でもありません。保護者の方々にもボーイスカウト精神で参加していただきます。  第4の特徴は、文京第5団では特に父親の方々のご協力をお願いしています。 育成会、団委員会、各隊の指導者、保護者会などに、お父様方にも活躍いただいています。小中学校年代の子供達は今までのように、お母さんのことを「はい、はい」とばかり聞かなくなったり、女の子をからかったり、苦情が出てくるような場合もあります。このような徴候は子供の成長に伴う自我の目覚めや、批判的態度の表れです。そして父親と母親を区別して認識し、心理的な要求もそれぞれ別のものを求めるようになります。母親には小さいときと変らずやさしさを、父親にはちょうどこの頃より、男らしさ、頼もしさ、公平な見方などを求めるようになります。 尊敬と信頼、そして愛情、この三要素をこの時代父親に見出すことが出来る子供は、本当に幸せです。皆さんも層であったように、中高校生になると肉体的にも精神的にも、感情や生活の上で、大きな変化がきます。心のバランスが崩れがちであらゆるものを批判的に見たり、現状に不満を覚えたり、反抗せずにはいられない気持ちになるものです。 その頃になって、あわてて息子から尊敬や信頼を勝ち得ようとしたり、自分の深い愛情をわからせようと努力してみても、ほとんどの場合徒労に終わるだけでなく、逆効果として現れがちです。尊敬、信頼、愛情と三要素をお父さんに抱いた子供は、中学へ進み高校へ行くようになっても、心の底にはいつまでもこの感情が残り、子供にとっても父親にとっても生涯に渡る幸せのもとになると思います。 お父さんが息子である自分のためだけでなく、仲間のためにも役立つことをしてくれたら喜びもさらに大きく、一層頼もしく思い子供からの尊敬と信頼は絶対的なものになるでしょう。そしてお父様方も近隣社会に役立つことによって喜びを味わうことができ、ご子息も他の人々に役立つ生活を心がける用になることと思います。このような理由で文京第5団はお父様方に特にご協力をお願いしています。

カテゴリ: 文5について
掲載日:2008/06/16

■ボーイスカウト文京第5団は昭和37年(1962年)の初頭、東京学芸大学付属竹早小学校のPTA会長であった、三澤 武氏(初代団委員長)を始めとし鈴木謙三氏、林 俊甫氏、他に数人の保護者協力の下、また教頭でいらっしゃった渡辺 茂先生(「たきび」作曲者“歌詞始め:かきねのかきねのまがりかど”)や諸先生のご理解をいただき発団準備に取り掛かりました。 現在、在籍中の杉田明治、杉田篤司兄弟を含め12名の入団希望者を得て、11月23日小石川植物園においてボーイスカウト隊初めての隊集会行われました。12月東京連盟の発団審査を受け、翌昭和38年1月17日東京第213団の団番号が付与、4月13日発団式が竹早小学校体育館において挙行されました。発団時は三澤文雄氏(当時立教大学生)を初代隊長としてボーイスカウト隊の発隊でした。 ■発団当初は資金的にも乏しく、最小限の備品にも事欠くありさまでしたがスカウトの意気は盛んでした。幸いにもライオンズクラブや洋酒会社、また保護者の方々の大変な努力によって、夏季キャンプの備品がどうやら揃ったのでした。 その後まもなく小学校の方や団委員の方々の提案で、どうしても小学生のためにカブスカウト隊も早く作りたいということで、提案者でもある西村章子氏に初代隊長をお願いし、発団以来半年後の昭和38年9月10日カブスカウト隊が発隊しました。 ■始めの10年間位はこの様に竹早小学校を中心とし、準学校隊として発展してゆきました。その後ボーイスカウトの主旨でもある地域社会への奉仕のため、また団のよりいっそうの発展を願い地域団を目指し、さらに団の組織も拡充されてゆきました。 その間、昭和40年には高校生部門のシニアースカウト隊(呼称が変わり現在は、ベンチャースカウト隊)、昭和59年には大学生部門のローバースカウト隊が発隊し、昭和63年には小学校1.2年生の隊、ビーバースカウト隊が発隊しました。 昭和53年、東京連盟においては行政地区割に地区再編制が行われ、“東京文京第5団”の呼称となりました。また、平成3年には兄妹団としてガールスカウト東京都第217団のお手伝いをし、これで家族揃って活動できる団となりました。 ■途中には色々な困難なときもありましたが、保護者、諸先輩ならびに団員の大変な努力により、現在のようなビーバー隊からローバー隊まで揃った全国でも有数な団となりました。

カテゴリ: 文5について
掲載日:2008/06/16
 育成会とは、ボーイスカウトに入団する子供達を育て励まし末永く続けていくように、活動に必要な備品や施設を整えるとともに運営経費を作り、ボーイスカウト活動の目的を達成させる責任を持つ保護者による会です。子供達にボーイスカウト教育を進め、これを育てるということから育成会と称しています。そして、団が設立されるため、また維持されるためには、必ずこの育成会がなければならないことに定められています。
 育成会は年に2回、4月と10月に総会があり、行事計画、会計報告、役員改選等などの討議採決を行います。会員としては、その他に主旨にご理解をいただく賛助会員もいらっしゃいます。また、育成会は団委員を選出する重要な役割をも持っています。次に述べるように団委員会が実際の団運営を行います。
カテゴリ: 文5について
掲載日:2008/06/16
 育成会で選出された団委員によって構成され、互選により団委員長が選出されます。そして下記の役目を果たします。

  1 団の資産を管理する。
  2 団の財政について責任を持つ。
  3 集会場、備品及び夏季野営実施について便宜を図る。
  4 団の各隊指導者の選任について責任を持ち、
    それらの指導者に対し訓練参加の援助を行う。
  5 団内スカウトの進歩の促進を図る。
  6 団内すべてのスカウトの入退団を管理し、
    団の加盟登録について責任を持つ。
  7 団内スカウトの健康と安全に留意する。

  また団委員長は、隊長等によって構成し教育訓練に関する事項を協議する団会議の議長となります。
カテゴリ: 文5について
掲載日:2008/06/16
 ボーイスカウト教育の基本は、前述致しました通り班(組)による集会ですが、ここではそれ以外の集会について記述いたします。

■奉 仕
 文京区さくら祭り清掃奉仕、社会を明るくする運動奉仕など年代に応じた奉仕活動を行いますが、一番の奉仕は“スカウトとして幸福に育ち、指導者となり次代のスカウト達の夢を育ててあげること”です。そして奉仕は「自分を写す鏡」として行われ、スカウトは自分自身のために行うと考えます。

■特別集会
 ハイキング、キャンプ、スケート集会、スキー集会、持ちつき集会、創始者ベーデン・パウエル祭など、年代に応じた集会を実施しています。

■団行事
 上進・入団式、オーバーナイトハイキング、スカウトフェスティバル、新春5隊合同集会などがあります。

■日本連盟・東京連盟・弥生地区
 世界ジャンボリー、日本ジャンボリー、ワールドベンチャーキャンプ、サマーキャンプ、ローバームート、地区ラリーなどの大会が開かれています。